第70回 CFJ研修会
『児童福祉法抜本改正 日本の子ども虐待対応はどうかわるか?』
平成27年10月17日(土)14時より、「第70回 CFJ研修会」を行います。是非、ご参加ください。
開催時間:午後2時~午後4時(受付 午後1時30分~)
会場 :神奈川総合医療会館2階会議室A
講師:チャイルドファーストジャパン理事長 山田 不二子氏(医師)
昨年の9月に設置された社会保障審議会 児童部会 『児童虐待防止対策のあり方に関する専門委員会』に今年の7月、当法人理事長の山田が補充専門委員として委嘱されました。しかし、この専門委員会では、児童福祉法の抜本改正について突っ込んだ議論には至りませんでした。そこでこの9月に、社会保障審議会 児童部会 『新たな子ども家庭福祉のあり方に関する専門委員会』が設置され、塩崎恭久厚生労働大臣が「児童福祉法の抜本改正を目指す」と明言されました。
この二つの専門委員会に関わってみて、この日本という国の子ども家庭福祉制度の問題点がまざまざと見えてきました。たとえば、通告先が児童相談所と市区町村に分かれているために発生している無駄や混乱、児童相談所の児童福祉司が「調査・介入」と「支援」の両方を担当しているがために毅然と子どもを保護することに二の足を踏みやすい児童保護体制、市区町村が在宅ケアをしたくても足りなすぎる支援メニュー、家庭裁判所が家庭内人権侵害である子ども虐待に直接関わらない法的建付けの問題などです。
これらの課題が児童福祉法の改正で解決されるのかどうか、その見通しについて、山田の目から見た視点でお話しいたします。みなさんのご意見を専門委員会の議論に反映させることもできますので、ぜひ、ご参加ください。
みなさま、お誘い合わせのうえ、是非、ご参加ください。
研修会の案内、申込み用紙は こちら (PDFファイル)
研修会の申込は、PDFファイルを印刷し、FAXにてお申込ください。