第105回 CFJ研修会
「司法面接や系統的全身診察は子どもへの侵襲なの?
~子どもにやさしい被害事実アセスメント~」
画像クリックでPDFを表示します
または こちら(PDFファイル)
2024年11月23日(土)14時より、「第105回 CFJ研修会」を行います。是非、ご参加ください。
講師:山田 不二子(CFJ理事長・医師)
開催時間:午後2時~午後4時(受付 午後1時30分~)
詳細は要項(PDF)をご参照ください。
定 員 :24名(会場の参加定員) ※ZOOMによるオンライン参加ができます。
※オンライン環境が整わないなど、ご自宅などで参加が難しい場合は、
当法人研修室でご参加いただくこともできますので事務局までお問い合わせください。
参 加 費 :学生 550円 CFJ会員 1,100円 一般 2,200円 ※すべて税込
会 場 :子どもの権利擁護センターかながわ2階 研修室/ZOOMによるオンライン参加
申込期限 :2024年11月20日(水)まで
※定員に達した場合はその時点で締め切り
「児童相談所・警察・検察の3機関連携による司法面接(協同面接・代表者聴取)は刑事訴訟のためのものなので、子どもが受けた被害について、警察や検察が聞きたいことを微に入り細に入り詳細に聞き取るため、心理的配慮が足りず、子どもを傷つける」「挿入性の被害を打ち明けた子どもには婦人科を受診させるが、触られただけなら、診察は子どもの負担になるだけなので、受けさせない」「系統的全身診察で異常所見の見つかった子どもにだけ司法面接を実施すればよい」とお考えの支援者はおられませんか? これらはいずれも本来のあるべき姿ではありません。
司法面接は、子どもに被害を語る機会を与えて子どもの将来を守るためのものであって、刑事訴訟だけのために実施するわけではありません。「触られただけ」と打ち明けた子どもたちの中には挿入性の被害を受けた子どもたちがたくさんいます。それなのに、「触られただけ」と語るのは、自分の身体が傷ついていると思い込んでいるからということが多いのです。そういうお子さんこそ、系統的全身診察をしてあげることが大切です。ところが、性虐待を受けたことが疑われるお子さんたちの性器肛門に異常所見が見つかるのは5%未満です。ですので、異常所見の見つかった子どもだけに司法面接を実施するのではまったく不十分です。一方、自分の身体に対する懸念を払拭してあげるためには、挿入被害を開示しなかったお子さんにも系統的全身診察が必要です。
第105回CFJ研修会で、司法面接と系統的全身診察に関するみなさんの疑問を解消しましょう。
【お申込み】
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