第80回 CFJ研修会
「司法面接のあるべき姿 ~CACモデルか、捜査機関主導か~」
平成30年5月20日(日)14時30分より、「第80回 CFJ研修会」を行います。是非、ご参加ください。
開催時間:午後2時30分~午後4時30分(受付 午後2時15分~)
会場 :子どもの権利擁護センターかながわ 2階 研修室
講師:山田 不二子(医師、CFJ理事長)
当法人『チャイルドファーストジャパン』は、1998年に『子ども虐待・ネグレクト防止ネットワーク』として発
足して以来、今年で満20年になります。
2000年に着想を得た『子どもの権利擁護センター(Children’s
Advocacy Center:CAC)』構想は、15年の準備期間を経て、2015年2月に『子どもの権利擁護センターか
ながわ』という目に見える形となって結実し、早3年が経ちました。
一方、同じ2015年には、10月28日に厚生労働省・警察庁・最高検察庁から通知が発出されて、児童
相談所・警察・検察の代表者1名による『協同面接』の運用が始まり、2年半が経ちました。
翻って、日本における『司法面接』の歴史を振り返ってみると、2002年頃、日本にも欧米の『司法面接』
が紹介され、まず、児童相談所が『被害事実確認面接』として導入し始めました。ですので、日本の場
合、当初は、刑事訴訟があまり念頭に置かれていませんでした。
このような歴史の中で、三機関連携に基づく『協同面接』が運用され始め、捜査面接としての色合いが
急に濃くなってきています。このまま行くと、日本は、英国型の捜査主導型司法面接が主流になっていく
でしょう。しかし、本当に、それでよいのでしょうか? 子どもの福祉がなおざりになりませんか?
日本は岐路に立たされています。誤った道を選ばないために、あるべき姿をこの研修会で考えます。
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研修会の申込は、PDFファイルを印刷し、FAXにてお申込ください。