第99回 CFJ研修会


第99回 CFJ研修会

子ども間性加害被害;調査権を持つのはどの機関?

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または こちら (PDFファイル)

2023年5月27日(土)14時より、「第99回 CFJ研修会」を行います。是非、ご参加ください。

講師:山田 不二子(医師)
    チャイルドファーストジャパン 理事長

開催時間:午後2時~午後4時(受付 午後1時30分~)
詳細は要項(PDF)をご参照ください。

定 員 :12名 ※(会場の参加定員)
参 加 費  :学生 550円 CFJ会員 1,100円 一般 2,200円
会 場 :子どもの権利擁護センターかながわ2階研修室 ※ZOOMによるオンライン参加もできます
申込期限 :2023年 5月25日(木)まで ※お申し込み期限を延長しました。

2015年10月28日に協同面接に関する通知が発出され、2017年6月の刑法改正で監護者性交等罪と監護者わいせつ罪が新設されました。これによって、保護者による性虐待(性的虐待)についてはかなり対応が進みました。また、2021年6月に「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」が公布され、2022年4月より施行されました。家庭外性虐待のすべてとは言えませんが、教育職員による性虐待については対応策の枠組みができました。
しかし、現実には、家庭内ではきょうだい間性加害被害が、また、親族内や保育所・幼稚園・学校等では子ども間性加害被害が相当数、発生しています。被害児にはケアが提供されたとしても、「被害児が加害児に対して処罰感情を持っていないから」「加害児が幼いから」といった理由で、加害児がなぜ、そのような性加害に及んだのかに関するアセスメントはなされず、その結果、加害児に対してケアは提供されていないのが実情です。その一つの原因は、調査権限を持つ機関が明確になっていないことです。この問題をみなさんと議論しましょう。