「現場で役立つインフォームドケア(TIC)」
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2024年3月9日(土)14時より、「第102回 CFJ研修会」を行います。是非、ご参加ください。
講師:毎原 敏郎 氏 TICC代表理事(兵庫県立尼崎総合医療センター小児科長)
大岡 由佳 氏 TICC代表理事(武庫川女子大学心理・社会福祉学部准教授)
開催時間:午後2時~午後4時(受付 午後1時30分~)
詳細は要項(PDF)をご参照ください。
定 員 :24名(会場の参加定員) ※ZOOMによるオンライン参加ができます。
※オンライン環境が整わないなど、ご自宅などで参加が難しい場合は、
当法人研修室でご参加いただくこともできますので事務局までお問い合わせください。
参 加 費 :学生 550円 CFJ会員 1,100円 一般 2,200円 ※すべて税込
会 場 :子どもの権利擁護センターかながわ2階 研修室/ZOOMによるオンライン参加
虐待やネグレクトを受けた子どもは、その体験がトラウマ(こころのケガ)となり、生涯にわたって心身の健康や幸福に影響を及ぼすとされています。しかしトラウマに焦点を当てた治療(TF-CBTやEMDRなど)は、現在の日本ではまだ普及が十分ではなく、治療を受けられる人は限られています。そういう中、虐待やネグレクトに関わっている私たちにできることは何でしょうか。
その答えの1つがTICで、日本でも精神科領域や福祉の分野で広まりつつあります。トラウマを抱えている人は、自分でも意識しないうちにさまざまな問題行動や周囲に対する「困った」態度をとることがあります。TICとは、支援する側がトラウマに関する知識や対応を身につけ、そのような行動や態度の根底にはトラウマがあるかもしれない、という視点を持って関わる支援のことです。
今回の研修ではTICの基礎をお伝えして、子ども支援の現場で役立つスタンスを共有しながら、互いに学び合い、支え合える機会にしたいと思います。