第83回CFJ研修会


被虐待乳幼児の心の問題を見る2つのレンズ
-トラウマとアタッチメントについて-

平成31年2月3日(日)14時より、「第83回 CFJ研修会」を行います。是非、ご参加ください。
開催時間:午後2時~午後4時(受付 午後1時30分~)

会場 :神奈川県総合医療会館2階 会議室A

講師:チャイルドファーストジャパン理事 青木 豊 氏(医師)あおきメンタルクリニック 代表/目白大学人間学部子ども学科 教授

被虐待乳幼児の心の問題(精神病理)には、特徴的なものが2つあります。トラウマの問題とアタッチメントの問題です。
ですから、彼ら/彼女らを評価するときには、彼らの心を最低2つのレンズ(視点)-トラウマとアタッチメントの観点―で理解する必要があります。これら2つの病理が重度であると、子どもたちは「PTSD」と「アタッチメント関連障害」という精神障害に陥ります。2つの視点のどちらかだけで子どもを理解しようとすれば、効果的な支援は困難です。さらに、近年、「アタッチメント・トラウマ」という概念も使われるようになりました。また、被虐待児の中には、発達障がいをもった子どももいます。そのような場合、子どもの心の問題を1つに決めつけず、理解が困難な状態に耐えながら、子どもの理解を進め、支援につなげることがだいじです。
この研修会では、被虐待乳幼児を見る2つのレンズを皆さんと考え共有したいと思います。

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