第104回 CFJ研修会
『家族のための代替案:認知行動療法(AF-CBT)』
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または こちら(PDFファイル)
2024年9月8日(日)14時より、「第104回 CFJ研修会」を行います。是非、ご参加ください。
講師:犬塚 峰子氏(児童精神科医) まめの木クリニック・大正大学客員教授
開催時間:午後2時~午後4時(受付 午後1時30分~)
詳細は要項(PDF)をご参照ください。
定 員 :24名(会場の参加定員) ※ZOOMによるオンライン参加ができます。
※オンライン環境が整わないなど、ご自宅などで参加が難しい場合は、
当法人研修室でご参加いただくこともできますので事務局までお問い合わせください。
参 加 費 :学生 550円 CFJ会員 1,100円 一般 2,200円 ※すべて税込
会 場 :子どもの権利擁護センターかながわ2階 研修室/ZOOMによるオンライン参加
申込期限 :2024年 9月1日(日) 9月4日(水)まで
※定員に達した場合はその時点で締め切り
今回は、児童精神科医でいらして、1994年から15年間、東京都児童相談センターに勤務されたご経験をお持ちの犬塚 峰子先生をお招きして、「家族のための代替案:認知行動療法(AF-CBT)」についてご講演いただきます。トラウマ焦点化認知行動療法(TF-CBT)をご存じの方は多いと思いますが、AF-CBTはいかがでしょうか?
AF-CBTは、家族の中での言い争いや怒り、しつけや体罰などの問題を抱えた家族を支援するために、ピッツバーグ大学 医学部 D. J. Kolko教授によって開発された心理療法プログラムです。本プログラムでは、家族が安心して暮らせるようになること、親子の関係をよりよいものとすることが目指されます。
米国では効果が実証されており、全米子どものトラウマティックストレス・ネットワーク(NCTSN)によって、暴言や暴力などの問題をもつ家族への有効な治療プログラムとして推奨されています。対象は養育者とその子ども(5~17歳)で、それぞれに対する個別セッションと合同セッションを組み合わせて実施されます。養育者・子・親子関係のそれぞれに介入することができ、養育者の行動だけでなく、子どもの情緒・行動上の問題にもアプローチできる点が大きな特徴です。
「この状況で親子を再統合して大丈夫かな?」と思うとき、私たちに何ができるかを学びましょう。